いつもご覧頂きありがとうございます。しらすサラダです。
LEDの照明器具を作りました。全長が2.7メートルと長めの照明器具です。
今回は、作った照明器具の紹介とメイキングです。
まずは、作ったものの紹介です。
全長2.7メートルの照明器具
部屋のチェストの上を照らす間接照明として作りました。チェストの大きさに合わせて、長めにしました。ちなみに、一般的な蛍光灯の110形と呼ばれるものの全長は2.4mです。制作した照明は2.7mなのでそれよりも長いものとなります。(関係ありませんが壁にかかっている「VAMRSS」は以前作った看板です。)
光源はフルカラーのテープLEDを採用しました。なので色を自由に変える事ができます。
赤、緑、青と、調節できます。
調節はコントローラを使用します。
このコントローラは無段階で各色を調節できます。
それぞれのボリュームをあげると光が混ざります。
光の三原色(赤緑青)は合わせると白色になります。
住宅で使われる照明の白色には、青みがかった「昼光色」、自然な白色の「昼白色」、温かみのある「電球色」があります。
調節用のコントローラは無段階式なので微妙な色の調節も可能となるわけです。
カバーはポリプロピレンの板を加工したものです。
これによって光が拡散し、面で光っているように見えます。
また、カバーは磁石によって取り付けられています。
光源のテープLEDが劣化または故障した際にカバーを外して交換できるようにするため、取り外しが可能な設計としました。
本体の端部はカバーと同じ素材を加工してはめ込みました。
次は、メイキングです。
メイキング
材料は左からアルミアングル(大、中)とアルミの長い平板、ステンレスのカーテンレールです。アルミアングルは最近はまっている材料の一つです。以前作成したドラム用ステージにも装飾として使用しました。金属材料を取り入れることによって、なんとなくそれっぽくなるんですよね(笑)
部材同士の接着は金属接着向けの超強力な両面テープを使用しました。両面テープ界の中では非常に高級品です。
部材を両面テープで貼り付けながら組み立てていきます。
本体はカーテンレールを骨組みにしました。安く、剛性があり、吊りやすい、と、ぴったりな材料です。
この発想は我ながらいい発想だと思いました。
光源を貼り付けます。光源はテープLEDと電源のセットのものを使用しました。(写真は単色用のテープLEDです。この時はまだ注文していたテープLEDが届いてなかったのでテスト用としてありもので作っていました。)
使用したものはこちらのテープLEDです。↓付属のコントローラはリモコンでの切り替えや音に反応する機能が付いています。今回は先程ご紹介した無段階式のコントローラを使用しています。
ちなみに、私が手に入れたテープLEDは若干赤が暗いです。(個体差なのかそういうものなのかわかりませんが、無段階式のコントローラなので影響はあまりありません)
カバーに関しては、ポリプロピレン板に定規で切り込みを入れ、折り曲げて加工します。
この時、定規が滑ってしまうので、定規の裏面に定規用の滑り止めシート小さくして貼り付けました。しっかりと吸着するので加工精度がぐんと上がりました。
本体とカバーは磁石によって固定されます。磁石は、テープ状で片面に接着テープが貼られているものです。(これも100円均一)この接着テープは金属用と記載されていたので、本体側のアルミ面には貼り付けられますが、カバー側のポリプロピレン面には貼り付きません(ポリプロピレンは難接着物なのです)。なので、ポリプロピレン用の接着テープを、磁石の接着テープ面とポリプロピレンの間にかまし、接着しました。
本体は天井から吊り下げています。天井には石膏ボード天井用のフックを使用しています。フックは一つにつき2.7kgまで吊り下げられます。これを8箇所取り付けたので単純計算で約21kgまで吊り下げられます。本体は5kgもしませんが、落ちてきたら怖いので余裕を持たせています。吊り下げるひもはステンレスワイヤーを使用しました。
完成です!
まとめ
チェストの上がガラクタ置き場になってしまい、なかなか活かせていませんでした。この原因としては、チェスト側の壁が何もなく寂しかったというのもあるので、飾りとしての間接照明を作りました。
今回のポイントとしては、加工が難しい材料の加工は極力減らしました。例えば、金属材料は一切加工(切断や曲げで形を変えること)をしておりません。技術が無いので金属の加工は精度を出すのが難しいです。なので、材料を組み合わせる(貼り合わせる)だけという設計でその技術不足を補う作戦でした。結果は満足がいくものになったと思います。
この照明は、いつかwifiに繋げてアレクサ経由でオンオフができるコンセントでIot化したら楽しそうですね。
おわり
今回もご覧頂きありがとうございました。